【Netdata:モニタリングツール】ping監視の設定について

2024年12月20日

テスト目的で『OS:Red Hat Enterprise Linux 9 (無償版) (以降、Redhat)』 をVPSサーバで使用しています。
自分が主にモニタリングツールとして ”Munin” を使用していましたが、初めてRedhatに切り替えて ”munin” をインストールすることが出来ませんでした。
※現在は “munin" をインストール方法が解っています。

Redhatでモニタリングツールが実行できるツールを探したところ ”Netdata” を見つけました。
インストールは無事に出来ましたが、プラグインとする拡張ツールは設定が必要になります。
拡張ツールの設定が思うように設定が出来なくて・・・色々と調べて・・・1年ぐらい掛けて設定ができました。

このことについて書きたいと思います。
※拡張ツールは “ping" のモニタリングとします。

1. 前提条件

・開発環境が"Redhat"である。
・"Netdata" 基本となるインストールがされている。
・クラウド接続の設定がされている。(無しでも可能)

2. 設定方法

2.1 “go.do.plugin" を指定場所に保存する。

2.1.1 指定ディレクトリに移動する。

vps@redhat:~ $ cd /usr/libexec/netdata/plugins.d

2.1.2 githab:Netdataより ”go.d.plugin” を保存する。
リンク先:netdata / go.d.plugin

vps@redhat:~ $ wget https://github.com/netdata/go.d.plugin/releases/download/v0.58.1/go.d.plugin-v0.58.1.linux-amd64.tar.gz

2.1.3 解凍する。

vps@redhat:~ $ sudo tar xvf go.d.plugin-v0.58.1.linux-amd64.tar.gz

2.1.4 ファイル名を変更する。

vps@redhat:~ $ sudo mv go.d.plugin-v0.58.1.linux-amd64 go.d.plugin

2.1.5 権限を変更する。

vps@redhat:~ $ sudo chown root:netdata go.d.plugin

2.1.6 パーミッションを変更する。

vps@redhat:~ $ sudo chmod 4750 go.d.plugin

2.2 health.d / ping.conf を保存する

2.2.1 指定ディレクトリに移動する。

vps@redhat:~ $ cd /etc/netdata/health.d

2.2.2 githab:Netdataより ”health.d / ping.conf” を保存する。

vps@redhat:~ $ sudo wget https://raw.githubusercontent.com/netdata/netdata/refs/heads/master/src/health/health.d/ping.conf

リンク先:src/health/health.d/ping.conf

2.3 “go.d.conf" を保存する

2.3.1 指定ディレクトリに移動する。

vps@redhat:~ $ cd /etc/netdata

2.3.2 githab:Netdataより “go.d.plugin / config / go.d.conf" を保存する。

vps@redhat:~ $ sudo wget https://raw.githubusercontent.com/netdata/go.d.plugin/refs/heads/master/config/go.d.conf

リンク先:go.d.plugin/config/go.d.conf
2.3.3 go.d.conf を編集する。

vps@redhat:~ $ sudo vim /etc/netdata/go.d.conf

【go.d.conf】

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

#  ping: yes

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

   ping: yes

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

2.4 go.d / ping.conf を保存する

2.4.1 指定ディレクトリに移動する。

vps@redhat:~ $ cd /etc/netdata/go.d

2.4.2 githab:Netdataより ”go.d / ping.conf” を保存する。

vps@redhat:~ $ sudo wget https://raw.githubusercontent.com/netdata/go.d.plugin/refs/heads/master/config/go.d/ping.conf

リンク先:go.d.plugin/config/go.d/ping.conf
2.4.3 ping.conf を編集する。

vps@redhat:~ $ sudo vim /etc/netdata/go.d/ping.conf

【ping.conf】
pingを送りたいIPアドレスを指定する。

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

#jobs:
#  - name: example
#    hosts:
#      - 192.0.2.0
#      - 192.0.2.1

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

 jobs:
   - name: tmyinsight.net
     hosts:
       - 192.0.1.1

~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~

2.5 Netdataを再起動する。

vps@redhat:~ $ sudo sudo systemctl restart netdata

以上、設定が完了である。

【参考文献】
NETDATA さん
NETDATA さん – Ping
Github さん – Netdata

【商標情報】
NETDATA さん