SUBSONICの構築
VPSサーバに “SUBSONIC" というweb上で音楽ストリーミングできるwebアプリケーションを入れてみました。
PC・スマートフォンで音楽聴ければ良いなぁ~と思ってやってみました。
また、セキュリティの部分でSSL設定も設定ができましたので・・・ご紹介が出来たらなと思います。
【前提条件】
1.Apacheの設定が出来ていることを前提とします。
2.SSL証明書が購入されていることを前提とします。
3.JAVA言語が必要になりますので、その設定が出来ていることを前提とします。
【開発環境】
OS:centOS7
必要環境:Apache, java
【設定方法】
1.SUBSONIC からwebアプリケーションソフトをダウンロードします。
ダウンロード先:http://www.subsonic.org/pages/download.jsp
OS環境が “centOS" なので、"Red Hat / Fedora" からダウンロードします。
VPSサーバにアップロードする場合はFTPなどを使用し、指定の場所に保存をする。
コマンドの場合は、保存先の指定してから実行を行う。
[user@localhost] wget http://www.subsonic.org/pages/download2.jsp?target=subsonic-6.0.rpm
2.インストールを行う。
※インストールが無事した場合、自動的に起動がされます。
[user@localhost] rpm -ivh subsonic-6.0.rpm
3.ApacheにSSL通信が出来るように設定する。
※Apacheですが、個々の設定がされていると思います。
設定が壊れないように気をつけて行って下さい。
今回は自分が設定したことを記述します。
また、"https://[サブドメイン]" だけ起動が出来るように設定しています。
3.1 SSLのモジュールをインストールする。
[user@localhost] yum -y install mod_ssl
3.2 SSL・バーチャルホスト・リバースプロキシの設定を行う。
※SSL通信を行う場合は、リバースプロキシを使わないと出来ませんので設定をしていきます。
※サブドメインで行っていきますので、バーチャルホストの設定もしていきます。
※SSL設定で細かい部分は省かせて頂いています。
【ファイルを開く】
[user@localhost] vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
【ファイル内容】
~~~ 省く ~~~ <VirtualHost *:443> #---サブドメインの設定 --- ServerName subsonic.tmyinsight.net:443 #--- #--- リバースプロキシの設定 proxyRequests off ProxyPass / http://tmyinsight.net:4040/ ProxyPassReverse / http://tmyinsight.net:4040/ #--- #---ログの設定 ErrorLog logs/ssl_subsonic_error_log TransferLog logs/ssl_subsonic_access_log #=-- #---暗号方式の設定 #---個々の設定があると思いますので省きます。 #--- #---証明書場所指定の設定 SSLCertificateFile /home/localhost/SSL/subsonictmyinsightnet.crt SSLCertificateKeyFile /home/localhost/SSL/subsonictmyinsightnet.key SSLCACertificateFile /home/localhost/SSL/subsonictmyinsightnetinter.crt #--- <Files ~ "\.(cgi|shtml|phtml|php3?)$"> SSLOptions +StdEnvVars </Files> SetEnvIf User-Agent ".*MSIE.*" \ nokeepalive ssl-unclean-shutdown \ downgrade-1.0 force-response-1.0 CustomLog logs/ssl_request_log \ "%t %h %{SSL_PROTOCOL}x %{SSL_CIPHER}x \"%r\" %b" </VirtualHost>
3.3 Apacheを再起動する。
systemctl restart httpd
エラーが発生しなければ設定が完了です。
【念のために確認】
◎正規のSSL証明なのか確認。
android・iphoneで subsonicの専用のアプリがあります。
SSL証明書が正規ではないとエラー起きますので確認が必要です。
自分はシマンテック社のサイトで確認をしました。
Symantec.CryptoReport
◎SUBSONICが起動に時間が掛かる場合があります。
起動に時間が掛かる場合は “エラーコード503″ がサイトで出力する場合があります。
少し待ってから更新などをして頂いた方がよろしいと思います。
しかし、かなり時間が掛かる場合はシステム上に何らかのエラーが疑われると思いますのでチェックが必要になります。
◎subsonicを自動起動設定がされていませんので、"hsystemctl" のコマンドを設定を行って下さい。
◎初期IDとパスワードについて
ID:admin
pass: admin
ログインが出来ると思います。後々は管理者用のID・PASSをして下さい。
その他、subsonic内の細かな設定は、個々に調べて下さい。
特に難しい部分は無いと思いますが。。。
【参考文献】
Carpe Diem さん – Subsonicの導入
geek.note – 無料の音楽ストリーミング環境を構築する 2(SubSonic on CentOS7)
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